2023-01-01から1年間の記事一覧

御岳渓谷の巨岩

2023年 32cm×25cm 紙、鉛筆、水彩 予定のない平日の休み、足の向くまま奥多摩方面に向かいました。毎度毎度同じ場所ばかり描いているので、今日こそ違う処をスケッチするつもりでしたが、結局いつもの岩の前に戻ってきてしまいました。この渓谷随一の巨…

春風萬里荘

2023年 25cm×32cm 紙、鉛筆、水彩 笠間日動美術館で開催中の「北大路魯山人展」に行ってきました。今出ている魯山人関係の本は大抵読んだと思いますが、彼のことを良く言う人、悪く言う人、どちらも沢山いて、いずれにせよ面白いエピソード満載です。最…

西念寺のお葉つき銀杏

2023年 32cm×25cm 紙、鉛筆、水彩 茨城県笠間市の稲田は.上越配流後の親鸞が妻子と共に20年間過ごした地です。その場所、稲田禅房西念寺を訪ねてみました。素晴らしく太い欅の残る、少し荒れた参道の先に瀟洒な山門があり、「浄土真宗別格本山」と書かれ…

秋谷の立石と富士山

2023年 25cm×32cm 紙、鉛筆、水彩 神奈川県立近代美術館で今やっている「佐藤忠良展」を観に、葉山まで行ってきました。GW中だったので多少の渋滞は覚悟していましたが、拍子抜けする程すんなりでした。この分なら海辺にある人気のレストランもいけるか…

近所の稲荷

2023年 32cm×25cm 紙、鉛筆、水彩 GWになっても朝はいつも通り目覚めてしまいます。4月以降アラームをかけたことはありませんが、だいたい5時台には起きています。この日は仕事もなく、MLBの放送までちょっと時間があったので、ぶらぶら散歩がてらスケッ…

秋川渓谷

2023年 25cm×32cm 紙、鉛筆、水彩 秋川渓谷の大きな岩の上でスケッチブックを広げました。少し下流にひとり釣り人がいましたが、他に人影はなく、鳥の声だけが響いていました。この日は新緑や岩肌を照らす陽射しが強く、描いているうちに目がチカチカし…

光厳寺の山桜

2023年 25cm×32cm 紙、鉛筆、水彩 あきる野の山奥、光厳寺というところに樹齢400年の山桜があると聞いたので行ってきました。例年は4月中旬に咲くということでしたが、今年はこの気候ですし、もう終わっているだろうと覚悟して訪ねました。案の定、花び…

旧朝倉家住宅

2023年 16cm×22.5cm 紙、鉛筆、水彩 母を代官山に送って待つ間、駐車場近くの画廊を覗き、ついでにその裏の朝倉家住宅を訪ねてみました。今は100円払って入園する渋谷区の施設になっていますが、元々はヒルサイドテラス一帯を含む大地主の邸宅でした。関…

山高のエドヒガン桜

2023年 32cm×25cm 紙、鉛筆、水彩 神代桜の近くにもう一つ、エドヒガンの凄い樹がありました。実相寺から少し歩いた民家の畑の中に素晴らしく大きな桜が聳えています。庭先から眺めていると、たまたま出てこられた住民の女性が「どうぞ、近くでご覧にな…

山高神代桜

2023年 25cm×32cm 紙、鉛筆、水彩 樹齢2000年ともいわれる、日本で一番有名な桜の樹を観に、山梨県北杜市まで行きました。この日は天気も良く、最高のタイミングで満開のサクラを堪能しました。 神代桜はヤマトタケルが東征の時植えたとも伝わるエドヒガ…

枝垂

2023年 16cm×22.5cm 紙、鉛筆、水彩 蕎麦屋に着いたのは1時ちょっと前でした。日曜日で天気も良く、ある程度覚悟はしていましたが、長い行列ができていました。順番待ちの名前を書いて表に出ると、通りの少し先に見事な枝垂桜が見えます。3〜40分は待た…

咲き始め

2023年 45cm×37cm 紙、鉛筆、水彩 卒業式の前日、教室の外の桜が溢れるように咲き始めました。元々は校庭の南端にあった桜ですが、今は仮校舎住まいなので、教室の窓のすぐ側に見えます。朝はまだ蕾だったのに、気温がぐんぐん上がり、給食の時間に外を…

本に置く手

2023年 32cm×25cm 紙、鉛筆、水彩 やっと本を閉じたところです。最近は一冊ずつにじっくり時間をかけて味わうことが多くなりました。今回読み終えたのは「野生の思考」です。「悲しき熱帯」他、レヴィ=ストロースの著書はこれまでに何冊か読みましたが、…

取り壊される校舎

2023年 16cm×22.5cm 紙、鉛筆、水彩 仮校舎の3階から囲い越しに旧校舎の解体作業が見えます。校庭を仕切るブリキのフェンスの向こうは、更にクリーム色の防音パネルで覆われているので、騒音はそれ程気になりません。地面の高さからは見えませんが、3階…

奏楽堂

2023年 16cm×22.5cm 紙、鉛筆、水彩 日曜日は公立学校美術展の最終日で、その搬出のため東京都美術館に行きました。久しぶりの上野でしたが、やけに人が多いなと思ったら、シャンシャンの公開も最終日でした。公園内ではパンダのぬいぐるみを抱えた、も…

そば処

2023年 16cm×22.5cm 紙、鉛筆、水彩 大雪の翌日は一転して暖かくなりました。この日、私立高入試のため午前中 学校に詰めた後、昼過ぎに吉祥寺のいつもの蕎麦屋に行きました。席待ちの間 隣にいて気付きませんでしたが、小上がりに通された途端、向かい…

イッタラのグラス

2023年 25cm×32cm 紙、鉛筆、水彩 丈夫で使い勝手が良いので、我が家でヘビーローテーションになっている、フィンランド製のタンブラーです。いくつか壊れ、補充しながら、ずっと使い続けています。いつもの様に夕飯前に用意したら、何だかちょっと気配…

進路指導

受験(検)が始まり、3年生の生徒たちが一喜一憂する時期になりました。私自身も、恐らく人生最後の受験生の担任ということで、期待と不安がデッドヒートを繰り広げる毎日を過ごしています。試験が終わり、結果が出るまでの時間というのは何とも落ち着かない…

木彫時計「日蝕(太陽の塔)」

2023年 27.5cm×24cm 桂材、アクリル彩色、時計ムーブメント、針 今年は出しませんが、またそろそろTARO賞展の季節です。昨年の今頃は搬入や作品設置で大忙しでした。トラックの手配やら、作業の段取りやら、とにかく考えることが多くて大変でしたが、終…

朝の一杯

2023年 16cm×22.5cm 紙、鉛筆、水彩 毎朝、仕事前に珈琲を飲みながら、本を読んだり、考えごとをするのがルーティンになっています。飲み代と珈琲代で毎月いくら遣ってんのと呆れられますが、大事なアイデアはここで生まれることが多いので、別に無駄で…

赤水門

2023年 16cm×22.5cm 紙、鉛筆、水彩 新年会で赤羽に行くことになりました。ほとんどのメンバーが荒川河川敷のハーフ(か、10km)マラソンに参加してからの飲み会に、丸腰で参加するのも何だなと思い、せめてスケッチでもしてから合流することにしました…

空瓶(からびん)

2023年 32cm×25cm 紙、鉛筆、水彩 元日は妹の一家がやって来て賀宴でした。五島の旨い魚が沢山あったので、珍しく赤でなく、白ワインと日本酒、ビールばかりの午後となりました。昼から夜まで、ぶっ通しで呑み食いし続け、さすがに翌朝は少し胃が重たく…