赤水門

2023年 16cm×22.5cm 紙、鉛筆、水彩

 新年会で赤羽に行くことになりました。ほとんどのメンバーが荒川河川敷のハーフ(か、10km)マラソンに参加してからの飲み会に、丸腰で参加するのも何だなと思い、せめてスケッチでもしてから合流することにしました。せっかくなので、旧岩渕水門(通称赤水門)まで歩き、土手に座って描いたのがこの絵です。素晴らしく天気も良く、真冬にしては文句無しのお絵かき日和でした。

 大正から昭和にかけて活躍した赤水門ですが、今はもう使われておらず、少し下流の青水門にその役目を譲っているそうです。最近の私は、週末毎に宴会の人数を調整する、まるで水門みたいな仕事ばかりしています。とっくに赤いチャンチャンコも着せられましたし、そろそろ歴史的建造物として、青い人たちに役目を引き継ぎたいのですが、皆忙しく、なかなかそうもいきません。