2021-01-01から1年間の記事一覧

日本芸術センター第8回彫刻コンクール

今、神戸の日本芸術会館で日本芸術センター主催、第8回彫刻コンクールの入選作品展が開催されているはずです。何せこんな状況で、私も作品を送ったきり現地に顔を出せていないので、実際どうなっているのかよくわかりません。一応5月中が会期の予定でしたが…

くすのき

2021年 22.5cmx16cm 紙、鉛筆、水彩 元「くすの樹」のスターバックスで、朝カフェついでにスケッチしました。同じ樟を、前回は近くから幹中心の構図で描いたので、今度は少し離れて樹形全体を入れることにしました。下に停まっている車と比べると、スケ…

井の頭弁財天Ⅱ

2021年 33cmx25cm 紙、鉛筆、水彩 まだ寒さが残る3月半ば、この冬も画題にした井の頭弁天を今度は正面からスケッチしました。公園外からの入口に鳥居があり、続く参道が急な下り階段になっていたので、その一番下の段に座って、じわじわ夕方という頃合い…

2021年 38cmx27cm 紙、鉛筆、水彩 毎週このブログを更新することと、年に50冊以上本を読むことを、何となく自分自身のノルマにしています。制作に関して言えば、私の場合、彫刻に費やす時間が多いのですが、その中で絵画作品を残しておくことも大切と考…

杉本観音 苔の階段

2021年 25cmx 16cm 紙、鉛筆、水彩 先週、三度目の緊急事態宣言が出される直前でしたが、一月後に計画している校外学習の実踏で、鎌倉に行ってきました。こういう状況なので、無事に実施できるかどうか、まだ不透明なのですが、とにかく下見の報告と実施…

太宰府天満宮

2021年 16cmx25cm 紙、鉛筆、水彩 五島からの帰り、福岡で飛行機乗り換えまで時間があったので、娘と太宰府に寄ることにしました。天満宮も随分久しぶりで、昔の印象とはかなり違いましたが、とにかく巨大な樟(くすのき)が沢山あったという記憶だけは…

大瀬崎灯台

2021年 16cmx25cm 紙、鉛筆、水彩 五島で最も有名な景色の一つが、この大瀬崎灯台を見下ろす眺めです。細い山道をずっと降って白い灯台まで辿り着くと、群青の海に囲まれてかなり感動的です。断崖絶壁は岬の突端から両側にずっと続いていて、前回の海岸…

鎧瀬溶岩海岸

2021年 16cmx25cm 紙、鉛筆、水彩 五島の海は、やはり素晴らしく絵になります。福江島の鬼岳(おんだけ)の噴火で流れ出た溶岩が、島の南東側に形作ったのが、鎧瀬(あぶんぜ)海岸です。溶岩が海水で冷やされ、独特の奇岩が連なっています。 20年前、…

堂崎教会

2021年 25cmx 16cm 紙、鉛筆、水彩 身内の不幸があって、20年ぶりに五島に行ってきました。彼岸過ぎでしたが、この日は正に花冷えで、あちらこちら満開に近い桜が揺れていました。 五島列島は江戸時代まで、言わずと知れた潜伏キリシタンの里でした。…

吉田うどんと富士山

2021年 16cmx25cm 紙、鉛筆、水彩 八王子に墓参後、余りにも富士山がはっきり見えたので、つい釣られて陣馬街道から大月に抜け、リニアの実験施設の辺りまでドライブしてしまいました。ちょうど昼時で小腹が空いてきたので、看板に引き寄せられる様に入…

校内スケッチ大会

2021年 27cmx38cm 紙、鉛筆、水彩 春の陽射しが暖かい一日、中学1年生は午前中を丸々つかい、それぞれの場所を見つけて校内スケッチに興じました。この校舎は2年後に建て替えが決まっているので、最後の卒業生となる生徒たちがこうして描いておくのも、…

空の落とし穴

2021年 23cmx16cm 紙、鉛筆、水彩 ウチの作業机の上に置いたスマホに天窓が映っていました。ちょっと面白いかなと思って、絵を描くことにしました。しばらく見つめていたら、四角く開いた穴から空に落ちてしまいそうでした。

神明社

2021年 33cmx25cm 紙、鉛筆、水彩 車で連雀通りを通る度に気になっていた、三鷹のお宮に行ってみました。神明社は祭神が天照大神の社を指すそうなので、伊勢神宮の末社ということになるのでしょうか。幹や枝振りが立派な手前の欅を始めとして、境内も背…

雑司ヶ谷鬼子母神

2021年 25cmx33cm 紙、鉛筆、水彩 このところ、週末毎に暖かいスケッチ日和がやって来ます。ちょうど家族で池袋に出掛ける用事があったので、先に雑司ヶ谷の鬼子母神で絵を描いてから合流することにしました。 小学生の頃まで近くの西早稲田に住んでいた…

くすのき

2021年 33cmx25cm 紙、鉛筆、水彩 昨春まで「くすの樹」という有名な喫茶店があった、五日市街道沿いの跡地がどうなるのだろう?と思っていたら、スターバックスになっていました。くすの樹は雰囲気の良い昔ながらの喫茶店で、人数に応じて色々なバリエ…

新宿中央公園

2021年 33cmx25cm 紙、鉛筆、水彩 春の様に暖かくなった日曜日、電車に乗って新宿に出ました。都庁を抜け、久しぶりに中央公園に行ってみると、ずいぶん明るくなり、昔のイメージとだいぶ違っていました。 20年位前、滝みたいな噴水の裏は木々が鬱蒼とし…

エアコンと壁の影

2021年 27cmx24cm 楮紙、水墨 恐らく水墨でエアコンを描くバカはいないでしょうが、土壁に映った影の形が人の横顔みたいで面白かったので、思わずスケッチしてしまいました。 コロナの外出自粛が続いた昨年の初夏、これは長丁場になるぞと思い、ストーブ…

井の頭弁財天

2021年 25cmx33cm 紙、鉛筆、水彩 一緒に訪れたカップルを別れさせるので有名な、嫉妬深い弁天様です。山手線の西側に生息する人間にとって、井の頭公園は青臭い思い出の舞台として欠かせません。私自身も大学生の頃から、ここでは何度となく、酸いも甘…

2021年 27cmx24cm 楮紙、水墨 外出自粛より何より「寒さ」こそ戸外スケッチの大敵です。自然と冬の間は家に篭って静物などに向かうことが多くなります。とは言え、身の周りの大概のものはもう描いてしまいました。 家で過ごす休日、どうしようかなと迷っ…

鏡開き

緊急事態宣言下ではありますが、中学校は予定通り始業し、あっと言う間に1月半ばです。しばらく週末の飲み会も自粛なので、暇を持て余すかと思いきや、案外呆気なく松の内を過ぎました。地域によって異なる様ですが、もう昨日は鏡開きでした。とは言え、我家…

鬱金

2020年 13cmx18cm 紙、鉛筆、水彩 年末に30年来の知り合いから、自分の畑でつくったウコンとヤーコンを送っていただきました。ヤーコンはサツマイモみたいな形ですが、味や食感はシャキシャキしてレンコンに近く、きんぴらに向いています。でも、私のお…

牛男

あけましておめでとうございます。今年は私も5度目の年男ということで、牛の面を被ってみました。背景は2020年TARO賞展での私のブースです。ミノタウロスの様に迷路に入り込むことなく、歳はとっても新しい挑戦をし続ける2021年にしたいと思います…