第21回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)展


2018年2月16日(金)〜4月15日(日)に川崎市岡本太郎美術館で開催されるTARO賞展の打合せに行ってきました。この展覧会は26組の作家がそれぞれ5m×5m×5mという空間の中で、平面、立体、インスタレーション等自由に表現できる、国籍、年齢、プロ・アマ制限なしの公募展です。賞金が良く、また美術館の恵まれた空間で、会期は2ヶ月間と破格の好条件のため、応募倍率が高いことでも有名です。取り敢えず拙いパソコン技術で書類を整え、ダメ元で出願したので、入選通知を受け取った時はちょっと驚きました。今になって冷静に考えてみても、558点の中から釣り上げてもらったことは、ほとんど奇跡的に思えます。

さて、打合せでは、TARO賞展担当学芸員の方からスケジュール等の説明を受けた後、会場の割当場所を案内していただきました。美術館の企画展示室は、ちょうどメインテナンス作業が終わったところで、まだ床全面にブルーシートと足場が残されていましたが、可動壁の取り払われた内部空間は相当広く、天井も高くて立派でした。美術館から指定された私のスペースはこの辺り、と言ってもこれでは全然わからないでしょうが、会場入口に近い所です。ここならば、奥行を利用して、かなりゆったり展示できそうなので、作品を設置した時のことを想像して、今からワクワクしてきました。鬼に笑われそうですが、来年の春が楽しみです。