2000年 陶、木(サクラ)高78cm
テーブルの上に置く花瓶ではなく、床に自立する花生が欲しいと思いました。水を入れて花を生けると結構な重量になるので、支える台座がしっかりしていなければなりません。簡単に倒れないためには重さや脚部の柔軟性も必要です。そこで、施釉して焼いた陶に丈夫なサクラの枝を挿して固定してみました。
花生 高19cmx胴径12cm
水を出し入れしたり、洗ったりするのに、台から持ち上げれば外れます。勿論そのままテーブルに飾ることもできます。
フクロウの底に台座の脚を差し込む袋状の穴があります。花生の内側にはそのために突起がありますが、生けた花の茎がちょうど周囲で固定され、なかなか良い具合です。