城ヶ島⑵

2023年 32cm×25cm 紙、鉛筆、水彩

 城ヶ島の東端、房総半島を望む灯台の下から南側にかけて、ずっと迫力のある岩場が続いています。海に突き出した大きな岩に渡ってみました。入江になった陸地の裂け目に波が滑り込んできて、私の足下で砕けます。ちょっと不安定な体勢でしたが、見える景色が面白かったので、ここでスケッチすることにしました。

 この絵を描き終わって立ち上がる時、腿や膝が痙攣してそのまま海に転がり落ちそうになりました。何とか無事に戻ってきましたが、その日はしばらく足が痺れて大変でした。