2018年 23cmx31cm 紙、鉛筆、水彩
ゲテモノでも何でも、毒でなければ、私が食べられないメニューはほとんどないのですが、唯一柿だけは苦手です。子どもの頃から、木に登って実を取りはしても、あの味だけはダメでした。柿の木のある風景はなかなか情緒があっていいと思いますし、作品に柿渋を使うことも多いのですが、なぜか口に入れることだけはできません。鳥に食われたり、落ちたりして、もうすぐ実がなくなってしまいそうな柿の木を学校の隅っこで見つけました。でも、やはり美味そうには描けませんでした。