並木の欅


2014年 27cmx22cm 紙、鉛筆、水彩
 毎日通る並木道の欅が年々立派になり、古木らしく樹皮の剥がれているものも増えてきました。季節によって、朝の陽射しに映える幹の模様は洒落たパッチワークか、古色がついた宝の地図のようで、いつか描かねばと思っていました。この日はあいにく曇り空で、光と影のコントラストが弱かったので、苔むした幹と背景の木々の緑を主役にしました。今度は、太い幹をもっとクローズアップで切り取ってみるつもりです。