ピカソ


2009年 70cmx50cmx35cm 麻布、樹脂、漆
日本芸術センター第一回彫刻コンクール・審査員賞
 別にトレードマークという訳ではありませんが、すべての作品には、意図的に瞳を入れていません。目が空間を限定してしまうのを避けると共に、生死の境をなくしたいという気持ちもあります。文化の世界では、生者も死者も同列です。むしろ、私は死んだ者を生きているように、生きている者を死んだように造ろうと心がけているくらいです。