鼠志野茶碗


2008年 高8.5cmx口径13cm
 鬼板という鉄分を含んだ泥を器にかけてから、模様を掻き落とし、更に長石釉をたっぷりかけて焼くと、鼠志野になります。ふつうの志野よりは一手間多いのですが、志野ほど気難しくなく、それなりに無難に仕上がることが多いようです。
 この茶碗は、施釉の時の指跡が、白線の模様と相まって面白い景色になりました。