鎌倉 御霊神社のタブノキ


2018年 33cmx25cm 紙、鉛筆、水彩
GW中の鎌倉は恐ろしいことになっていました。せっかくフリー切符を持っていても、江ノ電には乗客が溢れていて乗れず、長谷寺は観光バスがひっきりなしで近づくことすらできません。でも、すぐ裏の御霊神社に来てみると、周りの喧騒が嘘の様でした。さすがに静まり返ると言う程ではないにせよ、参拝客はずっと少なく、長谷の木立に埋もれて、必要十分の社殿がひっそりと佇んでいました。小さな境内を、樹齢400年の立派なタブノキの枝葉が覆っています。右側の手水舎と比べると、その堂々たる枝振りが一際目立ちました。