新天地


http://d.hatena.ne.jp/murakami_tsutomu/20110416
 この春から新しい環境に身を置くのは私だけではありません。3月に送り出した卒業生も進路先での生活をスタートさせているはずです。そして、今年は私の周りで例年になく、たくさんの知り合いが退職して新天地に向かいました。そのうちの一人、Aさんが、時々自分を振り返るために作品が欲しい、とわざわざ尋ねて来られたので、「天狗の腰かけ―熊谷守一」をお譲りしました。生活が変わって、しばらくはその場に自分を合わせるのに戸惑い、疲れることも多いでしょうが、少しでも助けになれば嬉しく思います。「守一」にも新天地で頑張ってもらいたいものです。