2014クラプトン日本公演


 ツアー初日の2月18日、日本武道館に行ってきました。初めてクラプトンのコンサートを観たのは、やはり武道館で『アンプラグド』の大ヒット凱旋ツアーでしたから、もう20年以上前になります。色々世話になった新潟の友人と聴いた、クリーム時代の名曲『ホワイト・ルーム』は感動的でした。ドラムと照明のシンクロも見事でした。
 その後は来日する度に行きました。1993年の公演で、『レイラ』はアコースティック・バージョンでしたが、いつからかオリジナル・バージョンに戻り、クラプトン自身が最後になるかもしれないと言っている、今回のツアーではまたアコースティックのみの演奏でした。アンコールでオリジナルのレイラもやってくれるかな?と期待していたので、皆ちょっと肩透かしを食ったような形で終わりましたが、どこかのバンドみたいなベストヒット・メドレーじゃないぞ!というクラプトンの意地が見えたラストでもありました。とにかく、全ての曲を楽しんで演奏していることがしっかり伝わってくるライブでした。
 さて、この彫刻は50歳を過ぎた頃のクラプトンをモデルにしました。今も2階席から見る姿は充分若々しく、そんなに変っていない印象がありますが、もう68歳だそうです。道理で私も五十代になるはずです。