瀬戸ジャイアンツ


2017年 18cmx14cm 紙、鉛筆、水彩
岡山土産に瀬戸ジャイアンツという、東京ではまだあまり出回っていない、葡萄を頂きました。このブドウ、何しろ大粒で、その一粒一粒が、3つの球体を合わせた水の分子模型みたいに膨らんでいて、まるでマスカット色のスモモが鈴生りになった様です。種無しで、甘さはくど過ぎず、皮が薄い独特の食感にハマって、娘と二人であっと言う間に食べ尽くしてしまいました。朝の情報番組で観て、食べてみたいなとは思っていたのですが、それが今年の内に口に入るとは予想していませんでした。もうシーズンは過ぎているのに、貴重な一房を見つけてきてもらえたことが嬉しくて、つい器に盛って絵を描いてしまいました。