陶芸作品

志野ジョッキ

2010年 高14cmx幅17cm(口径10cm) 表はススキ、裏は檜垣文です。鮮やかな緋色が出ました。当然、左利きです。

漆焼付け水指

2008年 高20cmx口径18.5cm 赤土を手捻りで成形、高温焼成後、生漆を全面に塗って、低温で焼き付けてみました。釉薬とは違った、カブトムシのような渋い艶が出ました。普段は専ら、アイスペールとして使われています。

織部ジョッキ「風神・雷神」

2010年 15cmx17.5cm(口径10.5cm) 織部焼の緑と白が、ちょうど風神と雷神の色だったので、ジョッキの両側に彫ってみました。軽く大瓶1本以上入りますから、調子に乗ると、天罰が下ります。

鼠志野茶碗

2008年 高8cmx口径12.5cm 前に出した鼠志野より白く、一回り小振りの茶碗です。志野にしては薄く、軽く仕上がりました。 これから、作品を積んで、http://www.city.asago.hyogo.jp/asagomuseum/に行ってきます。

大井戸茶碗

2008年 高10cmx口径15cm 唐津の土を一気に引き上げて作りました。半泥子に倣い、高台と周囲だけ削り、あとは轆轤の回るままにしてあります。灰釉をかけて焼いたら、一部だけ還元がかかり、雨雲のような景色になりました。

檜垣文小壺

2009年 高16cmx胴径14.5cm 信楽の『蹲(うずくまる)』みたいなものが欲しいと思いました。ちょうどいい土がなかったので、テラコッタ用のクズ粘土を無理矢理焼き締めてみたら、緋色やこげも出て、まあまあ巧くいきました。 さすがにテラコッタだけあっ…

鼠志野茶碗

2008年 高8.5cmx口径13cm 鬼板という鉄分を含んだ泥を器にかけてから、模様を掻き落とし、更に長石釉をたっぷりかけて焼くと、鼠志野になります。ふつうの志野よりは一手間多いのですが、志野ほど気難しくなく、それなりに無難に仕上がることが多いよう…

志野茶碗

2008年 高9cmx口径13cm 志野は難しいです。桃山時代に焼かれたような、ふっくらした、それでいてぼてっとしていない、品の良い志野は、未だ誰も再現できません。何度焼いても思うようにはいきませんが、これなどは比較的いい色が出た方です。 適当に筆を…

自然釉大壺

2008年 高42cmx胴径35cm 紐作りで積み上げて、無釉で焼き締めた大壺です。浸みないように内側には漆を塗ってあります。 我が家のストーブの横に、もしもの時に備えて、置いてあります。上まで水を張ってしまうと、とても重くて持ち上げられないので、1…

鳴海織部四方鉢

2007年 高さ6cmx25.5cmx24.5cm 色が綺麗に出た鳴海織部は奔放な艶やかさが魅力です。持ち手がない分、料理を盛った時使いやすいと好評です。

鳴海織部四方手鉢

2007年 高さ21.5cmx幅26cmx奥行23.5cm 織部の四方手鉢としては、かなり大きく作ってみました。赤土と白土の収縮率の差や発色に悩まされながら失敗を重ね、ようやくここまで形にできました。ちょっと重いけれど、相当丈夫です。