源流


2007年 162cmx130cm 麻布、胡粉、墨、柿渋、岩絵具
 多摩川の源流のひとつ、日原(にっぱら)川を遡ると、大きな鍾乳洞があります。真夏でも上着がないと肌寒い、その入り口の横の渓流を描いてみました。この辺りは東京の西の端で、雄大な自然が残っています。日本人にとって、岩と水がつくり出す風景というのは、特別なものがあると思います。