平林寺山門


2017年 27cmx22cm 紙、鉛筆、水彩
 冬の柔らかな光に満ちた午後、平林寺の境内にはほとんど人影がなかったので、総門から山門に向かう参道に図々しく腰を下ろして描きました。山門の奥に見える仏殿も含め、禅寺らしい風格のある茅葺屋根が三つ続いています。総門と山門、そして仏殿の奥の本堂に掛かる扁額は、あの京都「詩仙堂」をつくって隠棲した、石川丈山の揮毫だそうです。いい字です。