2022-10-15 木彫時計・考える人 木工作品 2022年 径24cm、厚さ1.4cm 桂材、漆 たまたま目に入った「考える人」を木彫時計にしてみました。緑青のふいた、いかにも青銅製だった表面がリニューアルされ、黒光りする強そうな像になりました。何年か前にスケッチしていて、止められたこともありましたが、西洋美術館の前庭にはこの他にも「カレーの市民」や「地獄の門」といった傑作が並んでいます。 今回の時計は、ブロンズの質感を表すのに漆を使っています。全体に生漆を塗り、それが乾いてから緑青色の漆、黒漆と重ねて仕上げました。